〜素材へのこだわり〜
岡山デニムを使用したi&Co.のエプロン。
デニムの魅力であるタフさと5年,10年後の経年変化をイメージした物づくりをしています。
デニム生地ができるまで。
① 原料の選定:世界中の原料より企画に合う原料を選定
② 紡績(Spinning):綿の繊維長が長く、ふわっと柔らかで滑らかな原料を甘撚りし、独自の解釈で1950~60年代のVINTAGE DENIMの表情をイメージ。
当時の人、時代背景、紡績技術に現代の革新的技術で太い細い強弱ある味わいのあるムラ糸を紡績した糸を使用しています。
③ 染色(Dying):数千本の糸をロープのように束ねてインディゴの染料の中に浸して酸化還元を繰り返して染める”ロープ染色方法”(rope-dying)を施します。ロープ染色とは、より生産性向上のための染色方法であり、糸の芯が白く残る染色が特徴で、その結果、履き込むとこによりタテ落ちアタリ感がでます。
④ 製織(Weaving):ゆっくり、力強く織ることによる風合い、凹凸感を再現するため旧式重力織機(selvedgeの織機)を使用しています。タテ糸のテンションを緩めて織ることが可能な織機でこのテンションのコントロールでザラザラとした風合いとなります。また、高密度に織り込むことでハリ腰があって柔らかい生地にすることができます。
⑤ 縫製(Sewing):i & Co.のエプロンには、13.5OZ~16OZのHeavy weightな素材を使用していますので、Denim pantsを縫うのと同様に味わい深く迫力感がでるように縫製しています。
Selvedge Denimは、日々変わる天候、織機コンディションにより表情が変わります。ただ、決してクオリティの安定性を無視したことではなく風合い、凹凸感を出しながら現代に求められる生地のクオリティをだすのが職人の技術です。日本の高い技術は”長持ち&高品質”ということで世界に認められており、欧米の多くのラグジュアリーブランドでも岡山のメーカーからデニム生地を仕入れてジーンズなどの製品を作っています。
繊維産業で世界的に知名度の高い岡山で生産するからこそできるクオリティ。
岡山デニムの他に倉敷帆布などご用途に応じて生地のバリエーションは様々。
”デニムの色落ちなど風合いの変化を楽しみたい”
”ゴシゴシ洗濯したいから縮みや色落ちが少ない生地で”
”作業着みたいにポケットは多めに”
”シンプルなデザインで”
使う人のわがままをかなえるエプロンをプロデュースします。